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年寄りのひとり暮らし

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日本にいる年老いた両親について

海外在住者にとって、避けては通れない問題に、遠く離れてしまった日本に残す家族の問題があります。日本でも同じ問題は、あると思うのですが、海外からだと、何かあってもおいそれと、両親を訪ねることが出来ないというのが最大の難点なのです。

今回は、我が家の問題点の数々を上げ、差し迫っての問題の解決策を次回のブログで話したいと思っています。

日本に残す、年老いてくる両親問題、

皆様は、どのように向き合っていますか?

我が家の体験談をシェアします。

毎年夏休みの里帰り

我が家では、夏休みに3週間以上の里帰りをするようにしています。3週間ほど一緒に生活することによって、生活しずらそうなところを出来るだけ、独りで暮らせるように、きれいにしたり、改善したりすることにしています。

もちろん、子供には、日本滞在で楽しい思い出を作ってもらいたいという目的もありますし、これに日本語のほとんど喋れない主人も日本へ上陸したいとなると母は、とんでもなく大忙しになります。

少し、我が家の事情を話すと、住まいは、関東圏ですが、結構な田舎で、地域は過疎化が進み、子育て世代が育っておらず、幼稚園が閉園したり、児童減少と言った感じで、老人大国となっています。

接骨院や地域包括支援センターなどが目に入るようになり、高齢者の住みやすい土地に住んでいます。

私には、兄弟がいるのですが、東京都在住ですので、片道2時間程、母の居住地から離れています。弟は、母に近隣に引っ越してきてほしいと思っているのですが、いまさら40年近く住み着いた土地を離れ、未知環境へは、厳しいと私は話しました。弟も仕事が忙しく家族があります。近くに住んだからと言って、中々難しいだろう、そもそも母は、高齢者に優しい街に今住んでいるわけで、何不自由していないわけなのです。

母、独り暮らしです。

父は、多発性脳梗塞による痴呆症が進み、2回ほど俳諧して見つからず、警察のお世話になりました。腎肝機能障害もあるため、病院併設の施設に入っています。父は、私や孫である娘の事まだ認識できているので、なるべく日本帰省の際には、父の施設にも訪れ、孫の成長と成長記録を収めた写真アルバムを毎年作成し、父に渡すようにしています。

お部屋の掃除、庭木の手入れ

数年前の大掃除の写真です。庭木の手入れ、粗大ごみの撤去、ふすまの張替え、雨戸と屋根のペンキ塗り、電球取り換えなど。

私自身が、5年ぶりに日本に帰国出来た時の写真になります。

「もったいない」と言って、少しずつ使いもしないものがどんどんたまっていきます。そして、物がたくさんあるがために、物をどかして掃除をするということがだんだん難しくなり、居住空間が狭く、危なくなっていきます。

庭木のお手入れは、「やりますよ!」と訪問販売のように人がやってきて、お金をぼられてしまうと言ったこともあったようで、それ以来、荒れてしまっていました。

障子の張替えも、難易度高いです。どこに頼めば、騙されずにやってもらえるのかそもそもわからず、ずぅーっと困っている状態です。

こちらの大掃除大作戦には、50万円以上の費用が掛かりました。

主に、粗大ごみの撤去にお金がかかってしまいましたが、母は「あの時にやっておいてよかった」と言ってくれています。段々ときれいにしたのではなく、一気に片づけたのが衝撃的だったようで、あれから物を増やさず、こぎれいに生活しています。

高齢者のひとり暮らしを見守る家族は、一日帰省して顔を見せればよいというわけにはいかないし、そうしない方が良いです。

生活導線の確認。小さなことでも改善できる点はないか?危なくないか?

近所の方へお土産もってご挨拶、包括センター、かかりつけ医に挨拶や、体は大丈夫かなど、医師への確認もしてあげておいた方が良いです。

コロナの影響で里帰りできない

今年の問題は、ズバリこれです。

コロナの影響で、里帰りできなかった。

よって庭木の手入れも、近隣の方へのご挨拶、見守りのお願いの念を押すことも出来ませんでした。

インターネット問題

ここまで読んでくださった方なら、大体、私の母がどのくらいの生活能力レベルかというのがお分かりかと思うのですが、

最悪なのは、

「はい….。インターネットってなに?」

というレベルです。

携帯電話、もちろん、持っていません。

固定電話も、「お嬢さんが海外在住なら、このケーブル会社で海外通話も安くなります」と言われたものに加入。しかし、母から電話は、かかってきません。

電話番号、沢山押すのムリ。

だそうです。じゃぁ、そもそもどうしてそのケーブル会社選んだんだ!?と思うのですが、どうやら地域のケーブルテレビと連動しているようなので、いまさら解約も母の生活習慣上ないなと思い、私も放置してしまいました。

このケーブル会社、実は、テレビの視聴とIP電話サービスのみの契約で、ネットが使えません。ネット契約を足そうとすると結構なお値段。

それにそもそも母に取り入り方が気に入らないので、出来れば使いたくない。

うーん…。

電話は、いつも私の方からSkype Outを使って、固定電話に電話をしています。

最近は、やっぱり顔が見えないのは、つらいなと感じています。この夏帰れなかったことを考えると、より一層心配が募るわけです。この夏、私は、オンラインで色々な講座や国の人たちのつながりを感じ、世の中結構狭くなって来ていて、インターネットで世界がつながるってすごいなって感じていました。

自分の親とは、何もつながってないって…。

ここが、最大に私の心を寂しくさせてしまうギャップでした。

今年、日本に里帰りが出来ないことで、私の重い腰がまた上がることとなります。

はい、実家にインターネットを入れて、Skypeしよう。

ネット超初心者の高齢者、

出来るかな大作戦です。

今回のブログは、随分と長くなってしまいましたので、続きを別で書きます。

ここまで、読んで下さりありがとうございます。